男性の相談-その他

遅漏

遅漏で、膣の中でほとんどイケません。ゴムをつけると特に顕著です。
そのため相手との関係が悪くなってしまいます。



お悩みの件は、医学的診断名では「オーガズム障害」とされている状態だと思われます。性障害は おおまかに3分割されており、性欲そのものがない「性欲相の障害」、性欲はあるが勃起できない「興奮相の障害」、勃起までいくが早漏や遅漏になる「オーガズム相の障害」があります。

一番心理的に問題があるのが性欲がない場合ですが、あなたは女性への関心も性欲も普通に あるし、過去にトラウマとなるような経験がないとすれば、射精そのものに問題が絞られると思いま す。

考えられる原因として「誤った方法でのマスターベーション」が挙げられます。 女性との性経験が遅く、それまでマスターベーションを相当な頻度でされている方に多いのですが、自分で摩擦する時にかなりの圧をかけてペニスを握り、それがだんだんエスカレートしていって強い圧力がかからないと射精できなくなる、というものです。

膣内の圧は握力ほど強いものではないので、女性に挿入した時に全く刺激を感じなくて、射精できなくなるようです。 これまで相談を受けた中でも、真面目なエリートタイプの方、内向的で女性との交際経験が極めて少ない方、潔癖で風俗にも行けない方がこのタイプという特徴がありました。

マスターベーションの問題に加えて、女性との交際に慣れてない方は、緊張から射精できなくなることもあります。早く射精しなくては、と焦るほど意識がそれに集中してしまい、かえってできなくなるようです。次にセックスした時も、前回ダメだったという記憶がよみがえりまた失敗・・という悪循環になっていきます。

対策は以下のとおりです。

①マスターベーション方法の改善

普段より弱めの握力でする。次の回にはもっと弱くしてする。というように、毎回段々弱くしていき、かなりソフトな握り方でも射精できるようにする。

②膣内射精まで段階を踏んでトレーニング

一人でないと、他人がいると集中できず射精不全になる方の場合。 パートナーの協力が必要になりますが、少しずつ小さな目標をたて、それをクリアできたら次の課題、というように成功を積み重ねていく行動療法をとります。

最初は、パートナーが隣の部屋など視野にいないところでマスターベーションによる射精をする。それができたら、パートナーが同じ部屋の遠くで、自分を見ていない状態でマスターベーションによる射精をする。

だんだんパートナーとの距離を縮めていく。次の段階は、パートナーの手による愛撫での射精。この時相互愛撫してもかまいません。射精できるようになったら、次の段階は、挿入にトライするのですが、最初は自分の手やパートナーの手で射精ぎりぎりまで刺激をしておき、もう我慢できないという時に急いで挿入して膣内で出す。

とりあえず膣内射精ができた、という成功体験を得るためです。ただし、このやり方だと女性にとって面白くないので女性が不満を覚えないよう最初によく話し合っておくことです。このトレーニングは相手の女性の辛抱強い協力が必要なので、長く付き合っている気心のしれた女性だとうまくいくようです。

手による刺激→膣内挿入までの時間をだんだん減らしていき、膣内に入れて射精するまでの時間を延ばせるように、焦らず前向きな練習をしていくことになります。

どのくらいでうまくいくかは個人差があるのでなんともいえませんが、半年~1年という事例を読んだことがあります。もし興味があれば、専門医で詳細を聞いてみてはいかがでしょうか。

それから、焦りすぎないために、目の前の女性に集中せず、頭の中で他の女性のことを考えたり、自分が興奮できるファンタジー(AVで見た場面、昔の彼女、なんでもかまいません)を思い浮かべるのも効果的だということです。それは決して目の前の彼女への裏切りではありませんので興奮材料は何でも使えばよいのです。